リスティング広告を始めると、必ず審査という壁にブチ当たります。
Google広告、Yahoo広告とも、何でもかんでも広告を配信すること出来ないんです。
審査の対象は、キーワード、広告、サイトは必ず審査にかかって合格となった後に広告配信されます。
運良く、審査に合格となった場合は良いですが、
審査に落ちると再審査をしないと行けません。
対策を知らずに闇雲に再審査をすると、
不合格となり時間だけが過ぎていく悪循環となります。
そこで、Google広告、Yahoo広告で、スムーズに審査を通すためのポイントをご紹介します。
リスティング広告を始める前に見てスムーズに審査を通して下さい!
リスティング広告の審査対象は?
Google広告、Yahoo広告とも掲載のガイドラインがあります。
その審査対象になるのが以下になります。
- キーワード
- 広告
- リンク先のサイト
審査にかかる時間とタイミングですが、以下になります。
審査にかかる時間 | 審査のタイミング | |
---|---|---|
Google広告 | だいたい1営業日以内 | キーワードや広告文の追加、編集を行った場合に都度審査を行う。 |
Yahoo広告 | 通常3営業日 | キーワードや広告文の追加、編集を行った場合に都度審査を行う。広告掲載前、もしくは開始後に審査を行う。 |
実際に審査にかかる時間ですが、
それほど時間がかからず出稿できていると思います。
そして、審査に合格したからといって、
永久に広告配信ができるかと言うと、そうではありません。
広告審査はガイドラインに基づき再度、審査が行われます。
なので、広告配信が止まりいきなり不承認になるといった事もあります。
そういった時は、ガイドラインが変更されて審査に落ちている事がありますので
ガイドラインに沿って修正するか、サポートへ電話し確認して下さい。
審査で注意するポイント
①最上級の表現禁止
「最大」「最小」「国内No.1」「世界一」など、一番と謳っている文言な禁止になります。
客観的にデータで証明できる事があっても、
そのデータを短い広告で表記するより別の文言を考えた方が良いでしょう。
②商標ワード、ブランド名の使用
商標登録がされている商標ワード、ブランド名は、審査に落ちる事があります。
Google広告では、広告を登録する際にエラーになります。
Yahoo広告だと広告を登録後に審査となります。
例でいいますとユニクロ、楽天などになります。
ただし、商標登録されているものが全て審査落ちすると言うことはなく、
広告を登録し審査に通りれば使用できます。
③記号や句読点を使う時の注意
Google広告、Yahoo広告ともそれぞれ、使用できる文字、使用できない文字があります。
例えば、
・Google広告では”【】”は使えるが、Yahoo広告では使用できない。
・Google広告の広告見出しは”!”が使えない。
・Yahoo広告の見出し、説明文では「!」や「?」など同じ種別の記号を3回以上は使えない。
上記の例のように使えない記号がGoogle広告、Yahoo広告とで違ってきます。
どちらとも使っていると混乱してきますので注意して下さい。
以下の記事でGoogle広告で使える記号と使えない記号をまとめています。
参考:Google広告の広告文で使える記号と使えない記号のまとめ。効果的な記号の使い方
④サイト先(ランディングページ)のエラー
リンク切れ、パスワードを入力が必要など、
広告をクリックしたがサイトが見れない状況である場合はエラーとなります。
サイトはまだ出来ていないけど、とりあえず広告だけ作って置こうといった場合にあります。
⑤サイトの主体者表記がない。
必ず、広告主の名前、住所、電話番号、メールアドレスを記載して下さい。
サイトには以下の明記が必要になります。
- 主体者の名前(会社名、氏名)
- 主体者の住所
- 主体者の電話番号
- 主体者のメールアドレス
この4つをサイトへ明記して下さい。
ただし「画像」で貼り付けたり、
「メールアドレスの(●→@)を変更して下さい」など。
これだと審査には通りませんので注意して下さい。
⑥薬機法 効果効能を示す表示
医薬品や美容系、健康食品の場合、効果効能を表す表現はできません。
薬機法に引っかかりますので、審査に落ちます。
例えば、
- 肌がきれいになる
- ニキビが治る
- 髪が生える
- 白髪がなくなる
このように、「治る・良くなると断定する表現はNG」になります。
しかし、この薬機法ですが、単純なものではありません。
実はこの表現はNGといった事もありますので注意して下さい。
⑦キーワードとサイトの関連性
リンク先サイトと関連性が低いキーワードの場合、審査に落ちる事があります。
広告文では、「無料」、「半額」と表記されているがリンク先サイト内では、
表記されていない場合、審査に落ちてしまう場合があります。
広告を2,3クリックし「無料」、「半額」が
表記されているサイトに遷移できるようにする必要があります。
審査に落ちた場合の対応
「審査に注意するポイント」を抑えたが審査に落ちた場合は、どうすればよいか?
闇雲に変更して審査に出しても時間がかかるだけです。
稀にですが、審査に落ちた広告を同じ内容で
再度、出稿すると審査が通る場合があります。
それでも審査落ちするなら、
Google広告、Yahoo広告へ審査結果について問い合わせをし、
「どこが原因で審査に落ちているのか?」と担当者へ聞いてください。
そして聞いた内容を元に修正してから登録し審査にかけて下さい。
ただ、電話は、平日の日中しか問い合わせができません。
その場合は、Google広告、Yahoo広告とも
メールサポートもありますのでそちらで問い合わせを行って下さい。
まとめ
Google広告、Yahoo広告とも審査が通ればスグに広告が出せます。
もちろん、そこにはルールがありますのでしっかり守りましょう!
医薬品や美容系、健康食品ジャンルを広告へ出したい場合は、
必ず薬機法に違反しないか気をつけて下さい。
もし独自商品を作ったが薬機法は、わからないという方は、
専門家へ依頼し調査をした後に広告出稿したほうが良いです。
アフィリエイターの方はASPのafiBにて
広告表現をチェックするツールがあります。
ただしブロンズステージ以上の方のみ対応しています。
参考:afiBの広告表現チェックツール
薬機法は、「治る・良くなると断定する表現はNG」になりますので注意して下さい。
ぜひ活用してください!
こちらの記事も合わせて読むと良いですよ♪
参考:Google広告の広告文で使える記号と使えない記号のまとめ。効果的な記号の使い方
Google広告(GSN)で早速出稿する方はコチラを参考に♪
参考:Google広告 GSN(検索広告)4つの階層とそれぞれの設定項目を解説
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